その他
「日常に沖縄を」コンセプトに国内初沖縄特化の定額会員制リゾートワークサービス「Re:sort@OKINAWA」を発表
JTBグループの株式会社JTB沖縄(沖縄県那覇市、以下JTB沖縄)は、日本トランスオーシャン航空株式会社(沖縄県那覇市、以下JTA)及び株式会社マッシグラ沖縄タイムス(沖縄県那覇市、以下マッシグラ沖縄タイムス)とサービス連携し、国内初の定額会員制リゾートワークサービス「Re:sort@OKINAWA」を販売開始します。
ニューノーマル社会の中で、サービス利用を通して、「旅の楽しみ方」や「働き方」、「生き方」など、自分のライフスタイルや環境を今一度(Re)整理し(sort)、新たなトラベルスタイル、ライフスタイルの提供を目指します。
また、連休や夏シーズンに集中しないトラベルスタイルを推進し、沖縄観光のシーズナリティの平準化、3密回避を実現し、ニューノーマルな地域経済活性化に貢献していきます。
沖縄県の「入域観光客統計概況」によると2019年度の来沖者数は約950万人。また、沖縄県「第5次沖縄県観光振興基本計画」によると2021年度までに1,200万の来沖者数を目標に観光振興を進めてきました。
一方で、沖縄が地域として目指している「世界水準のリゾート地」と比較すると、一人当たりの観光消費単価が低く、滞在日数も少ないという課題を抱えています。*1 さらに、夏を中心とした繁忙期に来沖者が集中する傾向もあります。
そんな中、JTB沖縄ではコロナ禍以前からダイバーシティが進むにつれ、「オフィスの所在に左右されず、どこでも働ける」働き方が今後普及し、将来的に、職場の近くに生活拠点(自宅)があるライフスタイルからロケーションフリーなライフスタイルに変化すると想定しました。
ライフスタイルが変化した時に、「沖縄」が自宅以外のもう一つの生活拠点として選ばれる事で、従来の課題解決に繋がり、旅行者にも従来の観光旅行とは異なる旅の楽しみ方・新たな価値を提供できるのではないかと考えました。
従来の観光旅行以外のお客様を増やしていきたいという思いを県内ビジネスパートナーであるJTAおよびマッシグラ沖縄タイムスに共感頂き、協議を重ねてきました。
結果として、新型コロナウイルスがこのライフスタイル変化を加速させてしまいましたが、1か所の生活拠点に縛られず、沖縄が生活拠点の一つになる世界へ向けて、段階を追ってサービス分野を拡充していきます。
まずは、「あくまで仕事中心プラスアルファ旅を楽しむ」というリゾートワークの切り口で展開します。
1.Re:sort@OKINAWAとは
離島航空便・コワーキングスペース・レンタカー・手荷物・ホテル・サービスデスクなど様々なサービスが1年間利用できる定額会員制リゾートワークサービス。対象は沖縄県外在住者で、法人の出張・福利厚生や、個人での利用など、様々なシーンでの利用が可能。
ワーケーションをはじめとする仕事x旅行の新たなトラベルスタイル創出により、将来的に経済効果100億円規模のマーケット創出を目指します。
サービスホームページ : https://re-sort.okinawa/
【コーラル会員】 有料 年会費3万円(税別)
【法人会員】* 有料 出張・リモートワーク・福利厚生などの従業員向け
【トライアル会員】 無料 サービスの一部を3か月間体験可能
* 法人会員は2020年12月下旬サービス開始予定
コーラル会員 サービスメニュー
2.利用シーン
リゾートワーク先進地を目指し、沖縄出張・沖縄ワーケーション等、沖縄の新たな滞在スタイルを演出。以下のような滞在スタイルの方々に便利でうれしい会員特典を定額で提供。
【新たな出張スタイル】
Re:sort@OKINAWAを活用し、リモートワークの仕事環境UP、ついでに旅行の楽しみUP
【新たな旅行スタイル】
Re:sort@OKINAWAを活用し、仕事の予定に左右されない滞在スタイルを実現
【新たな生活スタイル】
Re:sort@OKINAWAを活用し、都心の気候・環境が厳しい時だけ沖縄を生活拠点に
3.業務提携について
サービスリリースにあわせて、JTB沖縄とマッシグラ沖縄タイムスは、「Re:sort@OKINAWA」の販売を継続的に最大化することと、コワーキングスペースでリモートワーク滞在する方への滞在コンテンツ拡充や両社顧客の相互送客、サービス提供を目的に業務提携を締結。
■JTB沖縄の主な役割
会員サービスの管理、JTBグループと連携した会員の獲得。旅行者へのワークスペースの紹介
■マッシグラ沖縄タイムスの主な役割
会員向けのコワーキングスペースでのサービス提供。自社県外客への滞在サービスの拡充・紹介
【*1 比較参考資料】
沖縄 観光客消費単価:74,425円 平均滞在日数:3.7日
出典:沖縄県「令和元年度観光統計実態調査報告書」、沖縄県「令和元年度の観光収入について」
ハワイ 観光客消費単価:198,699円 平均滞在日数:8.94日
出典:株式会社りゅうぎん総合研究所「調査レポート「ハワイの観光と沖縄」
■報道関係の方からのお問合せ先
JTB広報室 TEL:03-5796-5833